「作曲を始めてみたいけど、高いソフトや機材を揃えるのは勇気がいる…」
そんな方にぴったりなのが、ブラウザだけで完結する「無料作曲サイト」です。
最近の作曲サイトは非常に進化しており、遊び感覚で触れるものから、プロの制作に近い体験ができるものまで揃っています。
しかし、現役で作曲をしている私の目線から見ると、「サイトをどう使うか」でその後の音楽人生が大きく変わると感じています。
今回は、プロの視点で「これは面白い!」「これは使える!」と確信した10個のサイトに加え、
私が実験的に開発した「日本一ハードルの低い作曲ツール」も併せてご紹介します。
1. 【現役作曲家の視点】ブラウザ作曲サイトは「おもちゃ」から「武器」へ
ネット上には多くの「無料作曲サイト」がありますが、まずはプロが考える「サイト」と「ソフト(DAW)」の決定的な違いを正直にお伝えします。
「サイト」と「ソフト」の境界線
ぶっちゃけた話をすると、「それっぽい音楽」を形にしたいなら、最終的にはソフト(DAW)を買ったほうが絶対に楽しいです。
出せる音のクオリティや、細かな調整の自由度がサイトとは桁違いだからです。
ただし、ソフトは操作が難しいものがほとんど。もし無料サイトを触ってみて「これすら難しすぎるかも…」と感じるなら、一度立ち止まるのも手です。
逆に、「もっとこだわりたい!」と思ったら、とっととソフトを買って自分を追い込む(笑)のも、上達への近道ですよ。
2. 【直感重視】遊びながら学べる!感覚派作曲サイト4選
プロの私から見ても、「音楽の楽しさの原点」が詰まっていると感じるツールです。
① tonematrix 【個人的No.1推し!】
私が今回紹介する中で、もし一つだけ勧めるならこれです。
四角いマスをカチカチとクリックするだけで、誰でも綺麗なメロディが作れます。理屈抜きで、ずっと遊べちゃう感じ。
「作曲ってこんなに自由でいいんだ」と再確認させてくれる名作です。
② Chrome Music Lab
Googleが提供する音楽実験室。リズムやメロディの仕組みが視覚的にわかります。
子供向けと思いきや、音楽の構造を体感するのに最適。
③ io808
伝説のリズムマシン「TR-808」を再現。16個のボタンを並べるだけで、「あ、このドラムのパターン聴いたことある!」という体験ができます。
リズム構築の基本はここから。
④ acidmachine2
中毒性のある電子音が作れるサイト。
ツマミをいじって音がうねる感覚は、電子音楽の醍醐味そのものです。
3. 【番外編】実験で作ってみた!「シール帳.com」
実は私も、「もっと手軽に音楽を作ってほしい」という想いから、実験的にサイトを作ってみました。
シール帳.com
音楽理論や難しい操作はいりません。
シール帳にシールをペタペタ貼るように、直感的に音を配置していけるサイトです。
まずは「音が鳴って楽しい!」という瞬間を味わってみてください。
4. 【本格派】DAWへの第一歩!実力派作曲サイト4選
「将来はプロっぽく曲を作りたい」という人向けの、ソフトに近い操作感のサイトです。
- Soundtrap: Spotifyが提供する、今もっとも勢いのあるサイト。スマホでも同期でき、録音も可能。
- Soundation: 700種類以上の音源があり、本格的なトラックメイクを体験できます。
- Ocean: UIが非常にモダン。世界中のユーザーとセッションしながら作成も可能(要登録)。
- Audio Sauna: クラシックなシンセの音作りを学べる、少し硬派な実力派サイト。
5. 【ボカロ特化】AIと作る!歌わせる作曲サイト2選
- CREEVO: 歌詞を打ち込めばAIがメロディを全自動生成。鼻歌すら不要の驚きツール。
- Renoid Player: 9種類の歌声から選んで歌わせられます。ボカロの「調和」をブラウザで手軽に体験。
6. まとめ:初心者への「これだけは!」という助言
初めて作曲に触れる人が「自分には才能がない……」と挫折してしまうのは、本当にもったいないことです。
作曲において一番大切なのは、「とにかく音が鳴って楽しい!」というその瞬間を大事にすること。
無料サイトは、その「楽しさ」をノーリスクで味わえる最高の場所です。適当にポチポチして、偶然できたメロディにワクワクする。
その繰り返しが、いつかあなただけの名曲に繋がります。
まずは tonematrix や シール帳.com で、音と遊ぶことから始めてみてください!

